予防歯科が必要な理由5生涯医療費を削減します

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生涯医療費は
歯で抑えられる

老歯の健康を守ることで、全身の健康をより良い状態で維持できます。健康体なのに病院に行くことに抵抗のある人は少なくないでしょうが、長い目で見ると、定期的な歯科診断は医療費の節約になります。

オーラルケアに対する
意識が低い日本人

オーラルケアの意識が低い日本人

2013年にパナソニック株式会社が、アメリカと日本の30~50代の男性それぞれ200人に、「歯とオーラルケアに関する意識調査」を実施しました。その中で、「虫歯が無くても歯医者に行く」という日本人は36%しかいませんでしたが、76%のアメリカ人は通院すると答えました。

また、デンタルフロスなどの歯間を綺麗にする道具や、マウスウォッシュといったオーラルケアグッズを使う割合も、日本男性よりアメリカ男性の方が多いという結果になっています。歯科医院、歯科診療に対して、日本男性は「治療」、アメリカ男性は「予防」という意識の違いがはっきりあることが分かります。

特に日本人を含めたアジア人は、欧米人と比べると歯の形が複雑で、食べかすや歯垢を磨き残してしまいやすいと言われています。また、黄色人種は他の人種に比べて象牙質を守るエナメル質が薄いという特徴を持っているため、比較的虫歯になりやすいといえるでしょう。
口の健康維持に努めることはもちろん、口腔機能低下を早期に発見し、口腔機能を維持することが大切です。

メンテナンスが
生涯医療費を左右する

  • トヨタ関連部品健康保険組合と豊田加茂歯科医師会の共同調査で、定期的に歯科医院でメンテナンスをしている方は、生涯医療費が平均よりも安価に抑えられるという結果が出ました。厚生労働省が平成27年度に推計した生涯医療費の平均は、約2,700万円です。特に70歳以上になってからの医療費は、生涯医療費の約半分だと考えられています。

  • 平成27年度生涯医療費の推移
  • 年間医療費の差
  • 厚生省が、80歳になっても20本以上自分の歯を残そうという8020運動を推進しているのは、自分の歯が多く残っていたり歯が無くても義歯を入れたりしている人は、歯がほとんどなく義歯を使ってない人と比較して認知症や転倒のリスクが低いということが分かっているからです。
    つまり、歯の健康を守れば、他の傷病リスクを抑えられるため、医療費も抑えることができるのです。

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