プロの手による徹底的クリーニングPMTC

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プロの手による
クリーニングPMTC
毎日歯磨きをしていても、虫歯や歯周病になってしまうことは珍しくありません。「磨いているつもり」の人は多く、磨き残しが残っています。定期的に磨き残しを除去し、徹底的にお口の中を清潔にすることで、虫歯や歯周病を防いで健康な歯を守ることができます。
効果的な予防のために、プロの手による本格的なクリーニング「PMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)」をおすすめしています。
PMTCとは?

PMTCは、患者様自身が毎日行っているブラッシングでは落とせない歯石やプラークなどを、一本ずつ丁寧に落としていきます。必要に応じて専用の機器を使って汚れを除去し、虫歯や歯周病予防はもちろん、歯の着色汚れも改善できます。
PMTCの手順
虫歯や歯周病になってしまうのは、細菌が集まった「プラーク」が原因です。プラークを取り除くPMTCを受けることで、格段に口内を綺麗に保つことが出来ます。
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手順1診察
まずは、歯や歯肉の状態を診察します。着色汚れの有無や程度、虫歯や歯周病といった病気にかかっていないかどうかなどを確認します。
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手順2ブラッシング指導
ブラッシングでの磨き残しがどれだけあるのかを確認する為に、専用の薬液を歯に塗布して、歯垢を染め出します。歯垢が溜まっているところが一目で分かるようになるので、それを踏まえてブラッシング指導を行います。
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手順3クリーニング
研磨剤を配合したクリーニングペーストと専用の機器を使用して、プラークと着色汚れを取り除きます。研磨粒子は崩壊型なので、クリーニングしているうちに徐々に砕けて、天然歯も人工歯、補綴物を傷付けずに綺麗にします。また、歯と歯の隙間など、磨きにくい部分の汚れは、デンタルフロスや適した形のチップを使って綺麗にしていきます。
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手順4フッ素塗布
研磨剤を水や空気で洗い流してから、仕上げにフッ素・リン酸・カルシウムの入ったペーストで磨いて終了です。仕上げのペーストはシトラスミントフレーバーなので、香りが爽やかで、お口の中もスッキリします。
PMTCにかかる料金

保険診療ではなく自費診療となるので、一般的な虫歯治療やクリーニングと比べると、少々割高となります。歯科医院によって3,000~30,000円程度と値段は異なりますが、当院では1回50分5,000円です。
1回のクリーニングでプラークを落としても、しばらくすればまた歯垢が溜まってきますので、定期的にPMTCを受ける必要があります。当院では3ヶ月に1回の頻度をお薦めしています。
PMTCの内容・金額は歯科医院によって異なりますので、患者様が希望するクリーニング内容を提供する歯医者で施術してもらいましょう。
保険が適用となる
クリーニングとの違い
健康保険は、疾患治療にあたる行為のみに適用されるため、歯周病などの治療の一環として口内クリーニングを行うときにしか保険適用となりません。健康な口内を持つ方が予防を目的にクリーニングを受けようと思うと、基本的に自費診療となります。
保険のクリーニングは安価なのですが、歯の表面の清掃や仕上げのフッ素塗布などは保険でできません。また、保険の制度上、口内全体を1回で施術することは出来ないため、最低でも2日は歯科医院に通わなくてはいけません。保険の場合、1回あたりの値段はPMTCより抑えられますが、お口の中の状態によっては、回数を重ねてクリーニングを行う必要があります。この場合、PMTCよりも費用がかかってしまうこともあるでしょう。
PMTCの主な3つの効果
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1バイオフィルムの除去
歯ブラシでは、虫歯・歯周病の原因となるバイオフィルムを除去できませんが、PMTCでは専用の器具・薬剤を用いて、徹底的に歯を磨き上げ、バイオフィルムを除去します。
バイオフィルムを除去することで、お口の中の細菌自体を減らすことができ、汚れが付着しにくくなります。どのような方でも、3ヵ月くらいでバイオフィルムが付着してしまうことから、当院では3ヵ月に一度のPMTCをおすすめしています。 -
2着色汚れを除去
普通の歯磨きでは落とせない、歯の表面の着色汚れや歯垢を落とすため、元の歯の白さを取り戻せます。
(歯の黄ばみの原因が、汚れではなく、歯自体が変色している場合にはクリーニングを行っても元の白さには戻りません。この場合は、ホワイトニングにより歯を白くする必要があります) -
3口臭の改善・予防
口臭の原因はさまざまですが、お口の中の汚れも原因の一つです。PMTCにより、徹底的に口の中を清潔にすることで、「口臭が気にならなくなった」とおっしゃる患者様も多いです。
また、口の中がスッキリすることから、美容室に行くような感覚で、ご来院される患者様も多いです。