予防歯科が必要な理由3健康寿命を延ばします

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歯の健康が
健康寿命を延ばします

歯の健康は口の中だけの問題として捉えている人も少なくないと思います。しかし、歯の健康が全身の健康につながることがわかっています。
「高齢になったら入れ歯になっても仕方ない」と思っている人はいませんか?年をとっても歯を守り、自分の歯で噛むことが健康維持・増進につながるのです。

亡くなる前の約10年は
不健康!?

近年、健康寿命という言葉をよく耳にするようになってきました。健康寿命は、「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」と定義されていますが、簡単に言えば、“病気や要介護になったりすることなく健康に過ごせる期間”と言えます。

しかし、健康寿命と平均寿命には差があり、男性で9.02年、女性で12.4年となっているのが実情です。つまり、亡くなるまでの約10年もの期間を不健康な状態で過ごしている人が多いということです。
生涯を健康で自分らしく、いきいきと暮らしたいものですが、健康寿命の延伸に歯の健康が大きく影響しているのです。

健康寿命:厚生労働省
「平成25年簡易生命表」
「平成25年人口動態統計」

平成25年統計より健康寿命

歯と健康寿命の関係

介護や支援が必要になる主な原因に、「認知症」「脳血管疾患(脳卒中)」「高齢による衰弱」「転倒・骨折」が挙げられますが、認知症や脳血管疾患、転倒リスクに、歯の健康が大きく影響することがわかっています。
認知症の発症リスクにおいては、ほとんどの歯を失い、入れ歯も使用していない人では、1.9倍にも高まることが調査結果で明らかになっています。

介護を予防し、健康に長寿を全うするためには、歯を大切にして噛める歯を残すことが大切です。生涯に渡って自分の歯で噛むことが、健康寿命の延伸につながります。
(認知症・脳血管疾患(脳卒中)・転倒のリスクと歯の関係について、こちらで詳しくご紹介しています。)

介護が必要となった主な原因の構成割合

虫歯や歯周病の再発リスク

歯の寿命を延ばすために

生涯健康な歯でいる

日本は世界的な長寿国でありながら、歯の寿命は追いついていないというのが実情です。予防歯科先進国であるスウェーデンでは、80歳まで20本以上の歯が残っています。スウェーデンでは定期的なメンテナンスの受診率が、全国民の8割を超えるとされ、予防への意識の違いが伺えます。
治療が中心であった日本でも、近年は予防への意識が高まってきており、当院にもメンテナンスを目的に受診される方が増えてきていますが、まだまだ十分とは言えません。

メンテナンスの必要性や歯の大切さを理解し、多くの患者様に80歳まで多くの歯を残していただきたいと願っています。メンテナンスを通し、歯の健康はもちろん、健康寿命の延伸につながるよう科学的根拠に基づく効果的な予防メンテナンスをご提供します。

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